こんにちは、Dです。
就職活動で避けては通れないのが面接ですよね。
中学、高校の進学の際に経験してきている人や初めて面接をする人など人によって状況は様々だと思いますが、苦手意識を持っておられる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、去年まで就職活動をしていた私の経験や知見から
”大学生が就活の面接で意識するべきこと”をご紹介します。
大学生が就活の面接で意識するべきこと
私が何十社と受けてきた中で感じた、就活の面接で意識するべきポイントがこちらです。
- 結論から話す
- 答えを丸暗記しない
- 聞かれたことに答える
- 就職活動の軸を持っておく
(1)結論から話す
面接では”結論から話すこと”が基本です。
まずは聞かれた質問に対して「〜です。」と結論を述べ、その質問の答えを明確にすることで相手にも理解されやすい回答になります。
逆に説明や理由から話してしまうと、結論までに時間がかかり「結局何が言いたいの?」となってしまうことも少なくありません。
そのため、どの質問に対しても結論ファーストで話し始め、理由や説明はその後にしましょう。
例)あなたの長所を教えてください。
- 結論(私の長所は〜です。)
- エピソードや経験 (具体的な説明をする。)
- まとめ (仕事でどのように活かすか。)
(2)質問の答えを丸暗記しない
面接対策の際に、面接でよく聞かれる質問に対する自分の答えをまとめ、実際に受け答えをする練習を行うことが必ず1度はあると思います。
しかしここで最も重要なことがあります。
それは”質問に対して考えた答えを丸暗記しないこと”です。
なぜなら本番は緊張して普通に忘れるからです。
あれだけ一言一句覚えていたはずの文章が本番では緊張から忘れてしまい「何話すんだっけ?」となることがほとんどです。
そうならないためには”自分が伝えたい要点だけを暗記すること”が重要です。
例えば「学生時代に最も力を入れたこと」という質問があったとします。
この場合は「最も力を入れたこと」「どのように取り組んだのか」「そこでの学びをどう活かしていくか」という3つの要点を抑えておけば、あとは組み合わせるだけで答えることができます。
多少質問が違っていたとしても要点さえ抑えておけば対応できるので、丸暗記ではなく伝えたい要点を暗記するようにしましょう。
(3)聞かれたことに答える
「そんなの当たり前でしょ」と思う方も多いと思いますが、本番の面接では緊張から質問の内容とは的外れな回答をしてしまうことも少なくありません。
話している際に質問を忘れてしまったり余計なエピソードを加えてしまったりすると、会話のキャッチボールができていないため、当然面接官の印象も悪くなると言えます。
そのためまずは、相手の質問から”何について聞かれているのか”を汲み取ることが大切です。
そして先ほども書いたように、要点を暗記しておくことで各質問への対応もしやすくなるため、相手の意図を汲み取った回答につながります。
落ち着いて相手の質問を聞くことを心がけてみましょう。
(4)就職活動の軸を持っておく
”就職活動の軸”とは「自分が企業や業界を選ぶ際に何を基準として考えているのか」ということです。
この”就職活動の軸を持っておく”ことが大切な理由は、質問に対する自分の回答に説得力を持たせるためです。
例えば「地域に密着し活性化に関わる仕事ができること」という就職活動の軸を持っていたとします。
この場合は学生時代に力を入れたことや長所についての質問に対して、自分が地域に貢献したエピソードを交えて説明します。
過去の経験をもとに回答することで、相手も「だから”地域に密着し活性化に関わる仕事ができること”が就職活動の軸なんだね」と理解しやすくなります。
逆に軸がなかったりブレていたりすると、過去のエピソードでは「地域貢献にやりがいを感じたからこの経験を活かしたい」と話しながらも、実際には外資系やグローバルな企業を受けてしまうといったがズレが生じてしまい、結果的に説得力のない回答となってしまいます。
そのため就職活動の軸を明確にし、過去のエピソードや経験と一貫性を持たせることが大切です。
大学生が就活の面接で意識するべきこと まとめ
”大学生が就活の面接で意識するべきこと”いかがだったでしょうか。
面接対策は一人でやるよりも大学の先生や友人に手伝ってもらうことで圧倒的に効率よく進められます。
実際私は友人と共に、交互に面接官役をやりながらアドバイスし合ったりしていました。
客観的な意見を知ることができることはもちろん、適度な緊張感があるのでより実践に近い練習ができます。
オススメの練習法ですので、ぜひやってみてください。
当記事が皆様の就活や面接対策に役立てば幸いです。
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